ygi2005-05-30


今日は変にリアルな夢をみた。


こないだ亡くなった祖母の家に親族が集まってるんだけど、
ふと庭を見ると、祖母がいるの。めちゃくちゃ驚いて母親と
おじさんを呼んでくると、キョトンとしている。
まさか自分だけにしか見えて無い?と思うのも束の間、
二人とも「お義母さん!」「おふくろ!」と叫ぶ。


でも、祖母には反応があまり無くて、黙って佇んでいる。
良く見ると、少し若くなっていて、髪の毛もまだだいぶ黒い。
しっかりとそこにいるのに、いまいち実体感が希薄で、
自分がそこにいる事に対してさえも、無関心の様子だ。


一人黙って庭で草むしりとかをしているのを、皆で狐につままれたような
心境で見守っていた。そのうち皆段々と状況に慣れ始めて、好き勝手に
散っていき、僕も本を読んでいた(気がする)。
すると、知らない内に、祖母が僕の目の前に立っていて、庭で摘んできたのか
草花の束を僕に差し出した。「・・・・・・」その時祖母が何を言ったのかは
忘れてしまったが、僕はそれを受け取り、子供のように泣いた。


その後は、夢にありがちな突拍子も無い場面展開をしてしまうのだけど、
余程さっきの体験が強烈だったのか、行く先々でその事を思い出しては、
メソメソしていた気がする。久しく会っていない友人にあった時もそうだった。
それで起きたら、寝坊していたんだけれど、まぁいいか。なぜか余裕な気分だった。


夢ってなんなんだろ?本人の知らない所でどうやってこんな物語を綴るんだろうか?