有休が終わる直前に色々テクテク歩いてきたので書き連ねると。

手始めに本郷三丁目の金魚屋さん"金魚坂"。まさしく夏という雰囲気のとても良い場所。
去年は金魚すくいをやっている赤いワンピースのおかっぱの女の子がいて、蝉の声なんかと
あいまって昭和初期にトリップしてしまった。カレーがウリの喫茶店も併設。
そしてこれは東大近くの本郷館。木造で今でも現役で色んな人が住んでいる。イイ!


そして東大に侵入。この時期の東大は休みに入っているので、学生が少なくて
気楽に散歩できる。ものすごい蝉の鳴き声。夕方の蝉は焦ってるみたいによく
鳴くなぁ。レンガで建てられた校舎は年期が入っていてちょっとした
異国気分を味わえるので、お勧め、していいのかな?この時期ビアガーデンもあるよ。


そのあとは両国が近い事もあり、前から行きたかったビール好きの巡礼地、
"麦酒倶楽部ポパイ"へ。リアルエール(樽で2次発酵させる香高いなめらかなビール)と
バーレイワイン(樽で熟成させた其の名の通りワインのような風味をもつビール)を
何種類か飲む。特にバーレイワインは、際立つ酸味と甘味、15度の度数がかなり新鮮
だった。とにかく種類があるので、また行きたい。


その後は恵比寿のBONというお酒とデザートを合わせて楽しむコンセプトの
カフェバーに流れて、スィーツをムシャムシャ。何を食べたかは失念しましたが
4時くらいまでやっているので飲んだ後に甘いものが食べたくなったらお勧め。
なんでも地下がゆったりできるそうです。ランチもやってるみたい。


んで、とうとう有休最終日になったので、昼すぎから鎌倉へGO。
まず腹が減ったので、"なかむら庵"というそば屋に入る。これが大当たりでして、
手打ちの田舎蕎麦がとてもおいしい。そして、蕎麦湯がとろとろしていて格別。
そして色んな雑誌に出ている鎌倉市農協連即売所内のカフェ"Paradise alley"を覗くも
いまいちそそらず、即売所外の"nui nui"に行ってみる。混んでるねー。
彼女が一人で入っていって、鍋掴みの作りをぬすんできた模様。作ってくれ。


海岸に向かってみる。水着だらけで自分らの格好が浮いて浮いていたたまれなくなり
退散。すると甲羅が50センチくらいある亀を散歩させてるおじさんがいて、その後を
しっかりのそのそとついていく亀に胸キュンした。ぼてっとした脚がかわいすぎた。
そうそう、途中で買った小江戸ビールの"ミッターバウアー 伝説のビール職人"が格別に
おいしかった。これは見つけ次第ゲットをお勧めしますよ。いやマジで!


お茶でものんで帰りますかという段になって入ったのが鎌倉駅至近の"ロンディーノ"という
普通ぽい喫茶店。だけどなんだか美味しい珈琲で、そして店員の子がさばさばテキパキしていて
二人して眺めて「なんか、いいな」と話してた。常連客のヒゲが伸びたまさしく仙人のような
爺さんの茶々の相手しながらも手を休めない感じとか、日本人離れしていて、ちょっと憧れる。
爺さんエスプレッソ水で薄めながら飲んでたけど。
その地域に住む人達のテンションが都心とは少し違っていて、充分な旅気分になれた一日でした。