Miles davis/ You're under arrest (Columbia records)

僕は、マイケルジャクソンを最近のゴシップだけで判断して単なる変人扱いするような
人とは絶対に分りあえないと思ってるんですが、そんな僕は前にも書いたように、
やっぱりHuman natureが好きなんです。

で、SoundzfreshみたいにマイケルのHuman natureとかP.Y.Tとかいう曲をカバー、または
ネタとして使ってる曲はないかと検索してみたら、すげー出てきて、ギャ−全部聞きてェ！！
となった次第。ネタ使いではDouble jam"Power of human nature",SWV"Right here",
Hustlers 4 life"Power of human nature",2PAC"Thug nature",SENSITIVE"Power of human nature",
カバーではBlackstreet"Why, Why"とかBoys 2 menとか、ジャズの人とかも挙げればキリがない
んだけど、とりあえず会社が早く終わったある日ユニオンで入手したのがコレ。

なんと、かのマイルス・デイビスのカバー！アマゾンの解説ではコロンビアでの最後のアルバム
みたいで、冒頭の曲ではスティングが警官役で登場しているとか、human natureと
シンディ・ローパーの"Time after time"のカバーをやっていたりとかする楽しいアルバム。
全体は80年代のシンセプリセットの音色が鳴る懐かしい感じのフュージョンが
大半のアルバムで、マイルスのアルバムを初めて自分から買うのに、ここから入るのは
かなり異端な感じ。

肝心のhuman natureのカバーはマイケルのヴォーカルパートをマイルスの
むせぶようなトランペットがなぞっていくというもので、最初は？という感じだったんだけど、
慣れるとこれはこれで何回も聞けるかんじになってきました。
Time after timeもスローテンポに泣きのメロディーが心地よいので、このアルバムを
知れて良かったナーと。今度はマーカス・ミラーのEW&Fのカバーを手に入れようかな。

[試聴] http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002642/250-2337824-7564269