セローム、どうだんつつじ


忙しくしている間に完璧に春になっていて、少し寂しかった庭が
にぎやかになってきた。

このセロームは以前小さいポットに入ったものを屋外で育てていたんだけど、
冬になっても家に入れなかったら、葉が全部黄色くなって、しまいには
球根部分だけになってしまって、もう復活は見込めないと判断して、
庭の片隅に植えておいたもの(僕は枯れたっぽい植物も万が一の事を
考えて庭に植える事にしている)。本当はほとんど日光がなくても元気な
種類なのに、外に出しっ放しな自分がいけないので自業自得だと思っていたんだけど、
この春先になって小さい芽が出てきているのを発見して、一ヶ月くらいで
こんな感じに育ったというわけ。感激してしまいました。


そんでこれ。これはおばあちゃんの家の裏庭から取ってきたどうだんつつじ。
これも冬を耐え抜いたあたりに突然葉が全て茶色くなって枯れたように
なってしまっていた。他の所に生えているどうだんは全然無事なのに。


こいつの故郷である福井の家の庭は、今年の豪雪でほとんどの木が
ダメになってしまって、このどうだんはいいタイミングで家に来て難を
逃れたことになる。


数少ない裏庭の生き残りを枯らすわけにはいけないと、葉が茶色くなって
ちじれた後も定期的に水はあげていたんだけど、春になって茶色い葉を
押し退けるようにして、元気な新芽が一斉に出てきて驚かされた。
一緒に持ってきた杉苔は枯れてしまっているけど、復活してくれて
ホントに嬉しかったなぁ。


というわけで、また後日に続きます。