最近、高校時代の友達が出てくる、やたらとリアルな夢を見た。
その友達は藤子ふじおや手塚治虫なんか好きで、ドラえもんとかについて
けっこう詳しかったんだけども、夢の舞台はまさにそいつの為に作られたと
思われる街。
地面より一段下がった整備された巨大用水路といった感じの川に並行して、
コンクリートの道がずっと続いていて、横の壁にはコンクリート
水平に切り取ったような窓があり、どうやらバーと思わしき風格の出始めたドアが
一定の間隔で並んでいる。かなりミニマルな壁面にいい具合のコントラストだ。


そしてその窓の下辺りに、[ドラえもんコラム:其の251]といった具合に、
延々とレリーフがその友達の筆跡で刻まれていて、ズラっと続くバーの酔いの
イメージになぜかぴったりはまっている。


僕はここが、友達の街だという事に驚き、しばらく散歩をしてから階段を
昇って地上に出たわけだけど、ほどなくその友達本人が作品を展示している
工房兼ギャラリーのような所に着き、本人と対面することになった。


イラストが好きだったはずなのに、そこでは染色&プロダクトのような作品を
展示していて、変わったなぁとかなんとか話したような話さなかったような・・・


で目覚めてイチバンに感じたのは、懐かしい気分、かなりリアルな世界観の
夢だったので、起きて速効そいつに電話をしようとして、やめた。


もう5年くらいあって無いし、電話番号も変わってるかもしれない。
でもその後、家から外に出る時の勢いで電話してみると、2コールくらいで
そいつが出て、名前をつげると「おーっ!」となった。


やたらリアルな夢を見て、気になって電話したよ、というとそいつが、
実はお前が最近活躍してるのか気になって昨日名前で検索してみたところなんだ、と
言って来た。5年も会って無いのにこのタイミングって!と思いながらも
そいつは以前から、色んな偶然に会って生きてきていることに思い当たって、
妙に納得してしまった。


高校を卒業してもうすぐ10年という時期に、級友達とまたつながりはじめて、
それぞれの道を進んだみんなと話すのは実に刺激的で面白いもんである。