Alice Coltrane / Journey in satchidananda (impulse!)


これが上で書いた先輩から頂いたレコードで、これを聴くまでcoltraneの
奥方もミュージシャンだったなんて知らなかった。
参加ミュージシャンはAlice Coltrane(harp, piano),
Pharoah Sanders(soprano saxophone, percussion),Vishnu Wood(oud)
Charlie Haden(bass),Rashied Ali(drums),Tulsi(tamboura)
Cecil McBee(bass),Majid Shabazz(bells, tambourine)
と豪華なことになっています。


曲調は全編ダークです。cecil mcbee(とhaden)の地を固めるような重厚で執拗なベースの上を
tamboura(シタール)が妖しく金属質にうねり、Aliceの演奏するハープが聴く人を
幻惑させます。M-4のsomething about john coltraneで、Aliceはかき鳴らされるtambouraに
ブルース調のピアノを調和させ、そこにpharoah sandersのサックスがcoltraneを彷佛と
させるメロディーで絡む、というそれは素晴らしい瞬間が体験できます。


神聖で崇高な魂の音楽。だと素直に感じてしまう、それ位美しいアルバム。

[試聴] http://www.tigersushi.com/site/frameset.jsp?page=Rcd.jsp&RcdId=420

ジャーニー・イン・サッチダナンダ(紙ジャケット仕様)