tokyo crossover/jazz festival2006


久しぶりに新木場のageHaにいってきました。
毎年仕事が重なっていけなかったので、念願の初TCJF!
いつもageHaには電車で行っていたので、今回はageHaバスで向かって、
レインボウブリッジでは車内の照明を消してくれる運転手さんの
小技に心のなかでありがとうを送りました。


残念ながらマーク・ド・クライブローはもう終わっていたんで
見れなかったけど、jazzanovaのJurgen von knoblauch(なんて読むの?)
のDJも幅広くて楽しく、グルーヴィなブラックコンテンポラリジャズを
見せてくれたFrank mccombもすんごい良く、D'angeloやDwelePeven everett,
来年には期待の新譜を出す予定のMeshell Ndegeocelloなんか大好きな僕にはドツボな
ローズを弾きながら歌うスタイルで、もっとちゃんと聞きたい!と思わせる
とても魅惑的なライブを展開してました。最後はその歌声からも影響が聞き取れる
ティービーワンダーのカバーで締め、ドラム、ベースともに弾きまくりで盛り上がってました。


sleepwalkerのライブも生でみるのは初めてだったので、嬉しかったですねー。
いまや北欧のクラブミュージックには欠かせない歌い手yukimi naganoの歌声も、同じく
北欧のKarin krogを彷佛とさせるコケティッシュでまさしくジャズな声を披露してました。
エストロンドンミュージックを代表する声、Bembe segueも全身を使って、ソウルフル&
スピリチュアル&パワフルな素晴らしいパフォーマンスを披露。観客をのらせる
コミュニケーション上手でもあって、これがロンドンではco-opの元で
しょっちゅう見れるなんて、羨ましすぎですね。


アルバムもかなり高評価のPirahnaheadのDJはテックハウスからトライバルなハウス、
ファンク等をかけていてかっこよかった。肝心のDivinitiの歌は聴けないままKoopのライブに
向かい、ビブラフォンウッドベース、ドラム、パーカッションにキーボード、
PCのライブを堪能。

なぜかKoopのお二人は服装が徐々にはだけていって、タンクトップに
なったと思ったら、女性のスリップみたいな服でそのまま普通にライブをしていたのは
謎でしたね。思えば1stも2ndも女装しているジャケット写真だったので、カップルなんですかね?
音はスウィンギンなジャズでアコーディオンも出て来たりととても楽しいライブ。
ここでもyukimi naganoが歌っていたんだけど、彼女思っていたよりちんちくりんな感じで、
自分が歌っていない時の、あどけない印象の動きと声のギャップが意外でしたね。


Kyoto jazz massiveのライブはあんまあり印象にないというか、やっぱVanessa freemanと
Tasita d'mourの歌声があまりにソウルフルでそれ意外あたまに残って無い・・・
Vanessaってあんなにソウルママな感じだったっけ?もうまんまるのボールみたいな
体型で、横のTasitaとは対照的。Tasitaの方は白いシャツに黒いベスト、ハットという
まさしくコンテンポラリR&Bシンガーといういでたちでなんだか嬉しかったなぁ。
二人とも本当にソウルシンガーというべき声量と歌唱力。
クラブミュージックというエディット前提の音楽のヴォーカリストって、
案外、本番聞くとそうでもないという、僕の間違った認識をあっさりと覆す歌声でした。
それはyukimi naganoもbembeについても。マニアックなクラブミュージックでも
世界レベルとなると違うんだなぁ。


最後に、参加したほとんど全てのヴォーカリストとミュージシャンが参加し延々と
セッションを繰り広げ、終わったのは朝の6時30分。途中に目の前でkoopのメンバーに
サインを貰っている人が、前にbuild an arcのライブに連れていってくれた、
会社の先輩(今度UNIONから2枚目のmix cdを出す)だったりと、
嬉しいハプニングもありつつのとても素敵なイベントでした。
来年も行きたいゾー!