ペンを持つこと


このあいだ、圧倒的な画力をまのあたりにして、
最近のmac漬けの自分の事を振り返りました。


デッサンとか、何年も書いていたけど、本当にまじめに
書いていたかな?と思い返すと、すこし自信がない。


macを使えるようになって、さっさとそこに逃げ込んだような気がしてる。
もちろんレイアウトをこなすのは必須事項なんだけど、
それ以前の基礎が少し欠けているような気がする。


自分の絵に真正面から向かいあって、表現をしている人を
みるにつけ、少し情けないような気分になるのはどうしたら
いいのか。


彼らには及ばないとしても、デッサン、また一からやり直そうかなぁ。

サボテン"短毛丸"


植物の成長が最近いちばんの癒しになっている今日この頃。
最大の変化を見せてくれたのは、どうやら短毛丸という名前らしいこいつ。


ムシゴヤシ?腐海の植物か!?いやいや。こいつは近所のマンションの前に「どなたか育ててあげて下さい。」
と置いてあったモノを貰ってきたという拾われ子で、そのとき一緒に家に来たハオルチアは
すでに腐っててすぐに召されてしまい、それでも寂しそうな顔もせずに、生きてるんだかすでに召されているのか
いまいち分からないままでいたら、突然こんないかがわしいモノを生やしてきた。
これが6月の2日の姿で次のが6日。芽が出てきたのが2週間前なのに一気に速度をあげて
こんな立派な花を咲かせて・・・

 
立派!すごいよ!全く力んだ様子もなく身体の何倍もある花つけるなんて。
分からない所で頑張ってたんだねぇ。でも・・・・



予想通り一日も持たずに花はしおれてしまった。こんな体力のいる事を
なんでやるんだろうか。こいつ生きてるのかね?とか言っていた僕に、
健在をアピールするために?いやいや、でも植物って声をかけてやると
元気に育つって言うしね、馬鹿にできないかもしれないな。


とにかくこんな驚きをくれた短毛丸くんにお礼を言いたい。
ありがとさん。おつかれさま。


あーほたらかしてるなぁ。
このあいだのバオバブは成長が止まって駄目になってしまった。
まだ寒暖の差が激しいので、おとなしく7月くらいに植えることに
します。


今週は土日が撮影でつぶれるので憂鬱です。朝10時から0時までが
2日連続。芸能人なんかに会いたくないです。植え替えとかしてたいわー。

暖かくなってもそもそと動き出してきた彼ら


最近ここに音楽の話を全く書かなくなっているけれど、着実にCDは
レコードと同盟を組んで、棚からフローリングへと侵略の手をのばしてます。
ただ最近は植物の成長の方が書いていて面白いのでそっち方面の話ばかりに
なっているだけ。今は植物の声を聴いているというか。なんつって。


実は結構前に一回種を蒔いているバオバブ
 
奥の黒いポットがグランディディエリAdansonia Grandidieriiで、手前の赤いポットが
グレゴリーAdansonia gregoriiという種類で、グランディディエリが星の王子様でも
有名なぶっとくて先に枝が密集するタイプで、グレゴリーは幹が太って枝があちこちに
折れ曲がって生える奇怪なフォルムになるタイプ。といっても日本で、しかも僕が生きている
内にそんな形になるわけはない。だけれど、バオバブを盆栽にして、ミニチュアのバオバブ
仕立てようとしている方のサイトを見て、少し認識が変わりつつある。


このバオバブの種、外殻がかなり分厚いので蒔く前に背中の丸い方を紙ヤスリで結構
削ってから、ぬるま湯に2日間浸けて水を吸わせてから蒔いた。
以前失敗したときは削りが甘かったようだけど、今回は5個中4個が発芽!!
しかしここ何日か成長が止まっている。最近の寒暖の極端な変化も影響してるけど、
何より、いつも反対側に発芽して根が一回空に向かってから土に降りてきて、
その間に根がしおしおになるのが原因ぽい(右の種参照)。多分種を横に向かせて
植えるのが正解だという事がわかったので、今回しっぱいしたら横にして植えようっと。


去年に引き続きアボカドネタ。

以前庭で発芽していたやつは葉が黄色くなったわりに、葉の枚数も増えて地味に頑張ってます。
今回のコレは、熟れてないアボカドを窓の近くで寝かせて置いたまま見事に忘れてしまった
ヤツの中から出てきたもの。中ですでにこの状態だったので、外の鉢に埋めてからは
水をあげるだけで、中はこわいので見ていない。発芽しておくれと願うだけ。


ザミア・フルフラケアの新芽。

毛が生えたのが出てきたと思ったら、結構な速度でここまで分かりやすい形になった。
やっぱ新芽は嬉しい!リュウビンタイも出てきてくれないかなぁ。シダの新芽はくるくる巻いた
わらび状態で出てくるのでとてもかわいくて好き。
実はウスバザミア(フィッシェリー)の頭からも新芽の兆しがあるようなないような。期待。


最後、これは長寿梅というぼけの一つ。

とっくに花が終わっているのに、なぜか突然2輪が開花。機嫌がよかったんでしょうか。


これから段々暑くなってくるので朝の水やりが絶対欠かせなくなってきますね。
寝坊しないようにしないとな〜。

西武池袋店屋上植物園


ゾゾイでゆっくりしすぎたおかげで、屋上のクローズ1分前になんとか滑り込んだ屋上は
まさしく多肉植物山野草のパラダイス。デパートの屋上にしてはあまりにマニアック・・・。


 
「!!これは腐海の植物ではないか!!ナウシカ何を考えておる!?」
「きれいな水と砂で育てると瘴気は出さないことがわかったんです。」
「・・・ヒソクサリがこんな花をつけるとは。なんということだ。」
「でもここの水はもう止めました。やがて枯れるでしょう。谷のみんなが怖がるといけないから。」
「何と言うことだ。半生をかけて探し求めていた腐海の謎の答えがこんな身近な少女の中に
あったとは。ナウシカ必ず帰ってこい!世界がおまえを必要とするときが必ずやってくる!」


・・・・・


ざーっと見ただけでも、様々なパキポディウム、サボテン、多肉、蘭なんかがズラーっと
並びまくっていて、すぐに出なきゃ怒られるという状況とあいまって、じっくり見たいのに
見れないというジレンマに、動悸がしてきそう。
噂には聞いていたけど、これほどとは・・・・。
僕にはただの班入りの草にしか見えないものが12万とか付いていたりするし。
近いうちにまたいかなきゃ!

zozoi@池袋


汚い。治安悪い。野暮ったい。
多分、池袋にあまり行かない人が抱く池袋のイメージってそんな感じだと思う。
実家から近かったのもあり、ハンズもユニオンもレコファンもパルコもリブロもある
池袋を使い倒していた僕ですら、そのイメージを否定する事はできない。
なんとなく町田的なイメージというか(失礼!)。


そんな街なので、少しまったりしたい時に入りたいカフェというものも無くて、
そういう所でもおしゃれっこ?があまり寄りつかない街になっている気がするわけです。


そこで、2-3年前かな、昼間のゆるい時間を過ごしに行っていたゾゾイというカフェに
久しぶりに行ってきたのでご紹介。


池袋の西口を出て芸術劇場の広場を横断して、信号を渡り、細い道をまっすぐに
進むと公園があって、そこのすぐ近くにあるこぢんまりとしたカフェ。


こういうウッドの扉が公園の緑とあいまって、とても感じがよいんです。
内装は3年くらい前の白が基調だった頃に比べて、天井もはがされてコンクリ打ちっぱ
になり、壁もブラウン基調のシックな感じになって、席が増えていた。
お店は絵本や手作りのアクセサリーが置いてあるような、とてもかわいらしいお店
だったので、僕は以前の内装の方が好みだったな。公園の緑と白がとても軽やかだったので。
なんだか隣の2階にも分室が出来たようだし、行かない内にけっこう繁盛していたみたい。


一番外に近いテーブルで桑の実ビール(甘いビアカクテル)と杏と紅茶のお酒?をオーダーした。

ここはお酒にこだわっていて、ベルギービールも何種類か置いてある。
以前は昼からランチセットとヒューガルデンホワイトで贅沢したりしてた。
実家だったからなぁ・・・。ちなみに杏と紅茶のやつは・・・・でした。


ご飯は玄米のキッシュのプレートと五穀米のなんとかプレートセット。
 
ここの料理はハーブが色々使われていて色んな味がする。ディルが浮いたスープとか
ニンジンの細切りのピクルスだとかが好き。こういうハーブの色んな香りと味のする
料理を食べながら、外の緑を眺めてビールを飲んだり、棚にある絵本をパラパラやったりするのは
この上なく楽しく愛おしい時間。
ゾゾイに行かなかったときは、芸術劇場のカフェか広場の近くのダブリナーズで
昼からギネス飲んだりとかしてた。ゾゾイの裏にはgibbonというベルギービールのバーもある。
ほら、池袋ってなかなかいいでしょう?

【zozoi ゾゾイ】
□HP http://www.g-s.jp/
□場所 豊島区西池袋3-22-6 地図
□営業時間 12:00〜21:30
□定休日 火曜
□TEL 03-5396-6676

ヤツガシラ(八頭)&アビス


僕にはどうも、身銭を切らずにいただいてきた草花に対して
あまり親身に世話をしないという悪い癖があるようで、
いままで色々枯らせてきたんだけど、ヤツガシラもその一つ。


水換えをさぼって、外に出しっぱなし。水がほぼ蒸発したら
また水を足すという世話をしていたら段々葉がへっていき、
今年の冬には外周にわずかな葉が残るばかりになってしまった。
そこで改心してももう遅いんだけれど、とりあえず株分けをして
救える所は救おうとしてみた。案の定、芋部分は赤くなって腐っていて
中には大量のダンゴムシが越冬中で、まだ生きている葉っぱがある
部分だけを割って綺麗な水に入れてみるも、速攻で枯れていった。
あのときは本当に反省したものです。


そんなこともあり、この春に店先でヤツガシラを見たときに、
先代を弔う為にも、今度は元気に育ててやろうと買って帰ってきたのがコレ。

本当は和食屋さんなんかにあるように、洒落た深めの皿に水を張って
かっこよくしたいんだけど、なかなか手軽なものが見つからないので
未だに買ったまま。里芋の仲間だけあって、実も葉も食べられるらしい。


これは去年西表島で見た、シマオオタニワタリの園芸種のアビス。

中心部からくるくると巻いた新芽が出かけている。自然界ではこの部分に
他の木からおちてくる葉っぱを貯めて養分に変えているので、ここは
いつも湿り気味で管理。薄くて広い葉がとても綺麗。
やはりシダはいいなぁと思わせてくれる。思えば、このアビスといい
偏愛しているアオネカズラといいビカクシダといいすべてウラボシ科という
偶然。変わった形態のものが多いのかしら。


そういえば、先日念願のアフリカ産亀甲竜の小さいものを
オクで落札したので到着が楽しみ。まだ2cmの株が3個らしい。
ん〜。水やりを我慢することを学べそうだなぁ。